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聖輝「…んっ……」

あれ…僕……

聖輝「いつの間にか寝ちゃった……」

早く帰ろ…

聖輝「ふわぁ〜…」


ガチャッ


「ちぃ〜っす。」


聖輝「へっ？」


楽屋にホスト系の男の人が入ってきた。


「お疲れ〜、今から帰る感じ？」


聖輝「まっまぁ……えっ？」

この顔…もしかして……

聖輝「なっ…なな…波野さん…？！」


波野「そうだよ〜、涼野くん。」


聖輝「えっえぇっ？！」

何この人…！！

いつもの波野さんじゃない！！

聖輝「あっあの…何で銀色のスーツ着てるんですか…？」


波野「何でって、いつもこれ着てるっしょ？」


聖輝「えっ？」


波野「なになに？涼野くんどうしちゃったのよ？」


聖輝「いやっ…だって……」


波野「今日はまっすぐ帰る感じ？それともどっかお店寄る？」


聖輝「いっいや…帰ります…」


波野「そっ、じゃあ帰ろっか〜」


聖輝「はっはい…」

何でこんなにチャラチャラしてるの…？

分からない……