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〜推理モード〜


二宮「ちなみに俺が楽屋に戻って来た時、この人はこんな真ん中で眠っていなかった。」


長谷「そうですか…」


櫻井「ニノ…さっきチャンスだと思って智くんのカバンにあるものを入れたって言ってたけど…」


渋谷「大野くんのカバンに何を入れたんや？」


二宮「ゴキブリのおもちゃですよ。」


松本「は…？」


相葉「ゴキブリ…？！」


二宮「えぇ、これです。」


長谷「うわっ？！気持ち悪！！」


櫻井「何でこんなもの入れたんだよ…？」


二宮「決まってるじゃないですか、大野さんをビビらせる為ですよ。」


松本「ビビらせる…？」


二宮「えぇ、大野さんってオバケとか平気だし、オーバーリアクションしないでしょ？」


二宮「だから彼をどうしてもビビらせたくてね…ふふっ、ニノちゃんのいたずら心ですね♪」


渋谷「そっそうなんか……」


櫻井「ハァ…くだらねぇ……」


長谷「本当子どもなんだから…」


渋谷「じゃあ、何で楽屋におったことを隠しとったんや？」


二宮「…想像しちゃったんだよね…」


相葉「想像？」


二宮「もしかしたら俺のせいで倒れたんじゃないかって……」


松本「もしかして…」


二宮「そう、このゴキブリにびっくりして…何処か頭をぶつけてそのまま倒れたんじゃないかって…」


櫻井「だから…喫煙所にいたって…」


二宮「俺のほんの出来心が…この事故を招いたんだと思ったら…自白するのが怖くなって…」


相葉「ニノ…」


渋谷「心配ない、お前は犯人ちゃう。」


二宮「えっ？」


渋谷「もしゴキブリが原因でこの事故が起こったなら、カバンの中身やゴキブリが外に出てなおかしい。」


長谷「確かに、カバンの中は綺麗に整頓されていますね…」


渋谷「せや、つまり…大野くんはゴキブリに気づいてへんってことや！」


渋谷「だから、お前のいたずらが原因とは考えにくい！」


二宮「すばる……」


相葉「よかったね、犯人の疑いが晴れて。」


櫻井「じゃあ…一体誰が…何を使って智くんを…？」


松本「ますます謎が深まっているな…」


渋谷「ふっふっふっ…おもろいやないか…この超難事件、名探偵すばる様が華麗なる推理で解き明かしてみせ」


「んっ……」


二宮「えっ？」