おまけのEverlasting Love
第2章 エイトレンジャーライム①
聖輝「あはは……ってちがーう!!」
大倉「えっ?」
聖輝「僕は涼野聖輝じゃないの!!」
大倉「…は?」
聖輝「だから…この格好!!どっからどう見てもエイトレンジャーでしょ?!」
大倉「あぁ…それ?」
聖輝「えっ…何でそんなに反応薄いんですか…?」
大倉「だってこの間それ見たもん。」
聖輝「えっ…はっ!?」
そういえば僕…
エイトレンジャーのコスチュームが仕上がったのを自慢したくて…
先週先輩達に見せびらかしたところだった…
聖輝「…ふっふふっ!この格好をしてるってことはそう!僕はエイトランドからやって来た正義のヒーロー、エイトレンジャーラ」
大倉「あーあ、あとで局長さんに謝りに行かな…」
聖輝「ってちょっと大倉さん!!無視しないでくださいよ!!」
大倉「えっ?何かやってた?」
聖輝「今ちょうどキメ台詞を言おうとしてたところなの!!」
大倉「あっそうやったんや、ごめんごめん。」
聖輝「むぅ…!!」
大倉「ごめんって〜許して?」
聖輝「…ライムは鬼瓦よりめちゃくちゃ優しいですからね、許してあげます!」
大倉「あははっ!ありがと〜!」
聖輝「どういたしまして!」