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Baby love

第17章 エッチなセックス。




こんな幸せで良いんだろうか。


汗をかいたあとに、のんびりと湯船につかる幸せ。
そして、目の前に愛しい恋人がいる幸せ。



M「・・・良い加減、顔引き締めろよ。」



呆れた顔で言う潤だが、頬がピンクで照れているのが丸わかり。



S「だって、潤が一緒に風呂入ってくれると思わなかったんだよ。」



M「・・・いっぺんに入った方が早いから。」



ふふ、そうですか。
俺と離れたくないくせに。



セックスの後、キスをねだる潤は最高に可愛かった。
風呂の準備をすると言ってもなんやかんやで離してくれなくて、ずっとくっついてくる。



S「潤、」



ん?という表情で俺を見る潤。
かーわーいーいー♡



S「潤、」



M「もう、なんだよ。」



少し口を尖らせた表情も可愛い♡



チュッと頬にキスをすると、嬉しそうに笑う。
あーもう幸せ。



M「・・・見合い、大丈夫かな。
お母さん怒ってるよね。」



S「・・・・・」



そうでした。
潤とのラブラブセックスで忘れてたけど、俺今日見合いしてたんだった。



S「何とかするよ。」



あの子が両親にどう伝えたか分からないが、なんにせよ俺には潤しかいない。
キッパリと終わらせなければ。



M「ゴメン、無茶苦茶なやり方で壊して。」



ちゃぷ、とお湯を揺らしながら潤が俯く。
気にしなくて良いのに。



S「潤は悪くない。
元々ハッキリ断らなかった俺が悪いんだ。
それに・・・あれくらい大胆な事しないと見合いは潰せなかったろうし。」



母さんのテンションを見て、このままじゃ話を強引に進められるかもしれないと不安に思っていた。



だから・・・



S「正直、お前が部屋に入ってきた時は、まじで王子様が助けに来たと思ったよ。」



M「はははっ、かっこ良かった?」



S「最高だったね。
でも演技はクサすぎだったけどな。笑」



M「ああ、アレねぇ。
だって、あの子俺たちがイチャついたら喜ぶから。」



S「だからって、壁ドンに顎クイにお姫様抱っこだもんな。
詰め込みすぎだよお前。」



M「でも翔くんも結構ドキドキしてただろ?」



S「・・・確かに。」



あはははっと浴室に笑い声が響く。




M「・・・知ってたの?見合い相手。」









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