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FRIENDs -ars短編集-

第7章 大切なもの S×M

Mサイド


今日は24時間テレビ。

俺はしやがれの生放送が終わって
自分の家に帰る。

翔くんはしゃべくりに出てからは
あまり出番がなくて、その間に風呂に入る。


「翔くんまだかなぁ…」


もう眠くなってきて、オールは無理かなぁ…
なんて考えていたとき、俺のスマホが鳴った。


「翔くん…」


『潤、お疲れ様。
お前はもう家かな?俺は休憩中。
オールしようとか考えんなよ?
俺が次出るの朝方だから。
ちゃんと寝て、ちゃんと食えよ!
体調崩すなよ!

潤、好きだよ♡ 翔 』


ハートいらねぇだろ。
心配しすぎだし…

そう思いながらも頬が緩むのが抑えられない。


俺も翔くんの邪魔をしたくないから
早めに返信を送った。


『翔くんもお疲れ様。
俺は家にいるよ。お風呂も入った( ^^)b
休憩中って寝とかなきゃじゃない?
ちゃんと寝て体調整えてね。
俺ももう寝ようかな( ´艸`)
体調にはホントに気をつけてね!!!

翔くん、好きだよ。 潤 』


一度打ったハートは、
恥ずかしくて消してしまった。


よし。俺も寝よう。

あ、でも少し翔くんを拝んでからでも…


翔くんがいない時だけの特権~♪


スマホの写真を開くと
翔くん専用フォルダがある。

それを色々と物色する。


かわいい翔くんからかっこいい翔くん。

公式の写真もプライベートの写真も。


昔から今までのたくさんの写真。


「んふふ、かっこいいなぁ…
あ、これJrん時のだ。」


いくら見ても見飽きない。


あ、やべ…

俺のJrが…


翔くんのセクシー写真って
本気でエロいんだもん。

俺も人のこと言えないけど。


「あぁ…これ治まらないな…」


はぁ、こんなのいつぶりだろ。

最近はずっと翔くんと一緒だったからな…


これ、どうしよ…

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