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×××だけのプリンス

第1章 S&A 始まりはここから

一番最初に関係を持ったメンバー。


相葉雅紀。


始まりはちょっとしたことだった。







「…っやだ!…ゃめて…」


局のあまり使われていないトイレから
そんな声が聞こえてきた。

この声、雅紀だ…!

俺はそのトイレに駆け込んだ。



「雅紀…!」

「しょ、ちゃん…!」



そこにいたのは、服のはだけた雅紀と
よく知っている後輩だった。



「お前ら、雅紀になにしてんだよ。」



雅紀を守ろうと出た声は、
思ったよりも低くなって。

それがそいつらには効いたみたいで、
すぐにトイレから走り出ていった。


「しょぉちゃん、ありがと…」


雅紀は涙目で俺をまっすぐ見る。


「…うん」


まっすぐに見つめられた俺は、
そんな曖昧な返事しかできなかった。

雅紀をよく見ると、



ちらりと見える割れた腹筋。

細すぎるくらいの腕。

膝辺りまで下げられたズボン。



俺を煽るには充分だった。


だんだんと熱が中心に集まっていく。

雅紀もまだ熱を吐き出していないのか
中心は硬く保たれたままだった。





いいこと、考えた…




俺は雅紀にバレないようにニヤリと妖笑った。

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