君の愛しい玩具
第5章 黒騎士と白騎士
「今日から、フルで授業がスタートするんだから…体調管理は必須だからな」
「…う、うん…」
僕は、お粥を食べながら…メデル君の厳しい忠告に項垂れる…
「お昼は、学園のレストラン(食堂)をご利用するかと思いますが…
メニューに、中華粥がございましたから…イトシ様は、そちらをお選びくださいね?」
轟さんは、僕を心配してか…眉をしかめる…
「――…はい、そうします」
「ったく、轟は、イトシに甘い――――!」
メデル君は、コーヒーを飲み干すと…準備のために席を立ち部屋を出ていった!