君の愛しい玩具
第7章 新たな鼓動
「しかし、始めてだろ?男同士のセックス見たの…
なのに…イトシの姿でオナニーまでするとはな…
イトシがエロいってことか?それとも―――…」
財御侍が眠そうにしている花田を抱き寄せながら俺を睨む…
「///俺は…花田が…好きだ…」
「……だろうな……
でも、イトシは誰にも渡さないって言ったよな…」
財御侍が更に睨みを効かせながら俺の思いを切り捨てる――――…
「精々…ホモに目覚めて…苦しめ…バーカ…」
「――――っは?財御侍だって!!!」
財御侍は、鼻で俺を笑うと…
花田の服装を直し始めた…
俺は…床に落ちていた花田の下着を拾う…
「…精々…苦しめ…か…」
下着を財御侍に渡そうとしたが――…
悔しくて…そのまま…下着を自分のポケットに入れた…