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君の愛しい玩具

第10章 始まりの星


「ここなら…誰もいないか…」



「―――――…ふぇ?」



やっと…正気に戻り…見渡すと……来たことのない…階段の踊り場にいた―――…



「ここは―――…北棟の端の階段だ―――…校舎からも、部室からも離れてるから…利用する生徒も少ない…


ここなら…沸騰しそうなイトシの頭も冷えるだろ?」




ヴ…沸騰しそうだと…バレバレだったの?



「///あ…あんなの…初めて見たから…心臓が痛い―――…」



僕は、踊り場にヘナヘナと崩れ落ちると…


平気そうなメデル君を見た―――…



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