君の愛しい玩具
第11章 玩具の価値
「イトシ様?大丈夫ですか?何か…要りようでしたら…お声をお掛けください…
大丈夫ですよ、イトシ様――――…」
ストライキに入った僕を心配してか―――…轟さんが扉越しに声をかけてくれる…
別に…大丈夫だし―――…
怒る理由なんて僕にはないはずなんだけど…
「―――だって…僕の夢…なのに…メデル君が叶えたら…僕の立場がないじゃないか…」
僕が…メデル君に星を見せたいのに…
意味…なくないか?
「――――でも―――…羨ましい…///山越さんと仕事出きるなんて…」
僕は―――…もやつく…嫉妬心や疎外感を発散させようと…もがいた!
「あ~~~~~~~~~~~!!!!」