君の愛しい玩具
第13章 師匠とビジネス!
「――――で、打開策の見つからぬまま…二人はイチャイチャしていたわけだ…」
「――――はい…」
桐山部長にお灸を据えられている僕…
打開策の案がまっ白なのである……
メデル君は、ちゃっかり何案か提出していた…
うぐぐぐ~!!!メデル君の意地悪!
「ったく、忙しいんだから――――…花田君は財御侍との接触は当分禁止!
財御侍も、方向性が見えるまで!ちょっかい出すなよ、いいね!」
「///は…はぃ…」
チラッとメデル君を見ると――――…凄い「はぁ?!」って顔で僕を見ている!
ざ、ざーみろ!僕を、クタクタになるまでいじめた罰だ!
それに、僕的には接触がなくても大丈夫~!
心配なのは、メデル君の方だよ!
さて、仕事仕事!
僕は、メデル君から少し離れた場所で資料とにらめっこ!
よ~し!挽回するぞー!