
君の愛しい玩具
第19章 【番外編③】僕の愛しいご主人様③
振り袖がパッと艶やかに広がり
赤い花に包まれている様に見える――――…
「やっぱり――――…イトシの着物姿…興奮する」
メデル君は、うっとりと僕と着物を見比べながら…乾いた唇を自分の舌で潤いを与える
「///やっ、は…恥ずかしい――――それに、着物…シワになっちゃうよ!汚すのも嫌だし…」
上目遣いで、コレより先に進めまいと理由をつけたが…
「汚したら――――また、買ってやるよ」
と、身も蓋もないことをいいながら…僕の上に覆い被さってきた――――!!
