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君の愛しい玩具

第20章 【番外編④】娘は思うのです!



そして、今日は私の入学式以降初めての登校日です!



「愛加、支度できましたか?」


「はーい!出来ました!」



制服を着てお父様とパパの前にランドセルを背負いスルッと回って見せた!



パパは、微笑んでお父様に寄り添う……



私は、そんな二人を見ているのが好きです



だって、パパの頬笑む姿を見てお父様も嬉しそうだから




「愛加、楽しんで来なさい」



お父様は、私にそう言うと玄関まで私を見送ってくれた




「では、愛加様まいりましょう」




運転手の轟さんに声をかけられ私は、二人に手を降って車に乗り込んだ



「相変わらず、あのお二人は仲がよろしいですね!


祖父から聞いておりましたが、いつ見ても微笑ましいっす」




「そうだよね~!私にも現れるのかなぁ~、そんな人…」




轟さんは、昔お父様の秘書をしていたかたのお孫さんで…一昨年から私の運転手さんとなったお兄さんです!



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