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君の愛しい玩具

第4章 獅子の崖


僕の事は…

朝の登校から噂になっていたのか…

一人だけ浮いた存在になった


だが…長瀬のお陰で…周りの目やコソコソ雰囲気も気にならなくなった…


「ま、超有名人の財御持 メデル様が…一緒に登校してきた生徒だ…注目されて当たり前だ!気にするな!!!」


「あ、ありがとう!長瀬」




「///あ、あぁ…」


まだ、胃はキリキリと痛むが…今日は、入学式と説明で帰れるから…我慢できそうだ…



僕は、席が埋まる教室を眺め――…


大きく深呼吸をした――――…






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