無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

＿＿＿ ライブ当日








キラキラの参戦服には抵抗がある





でも、今日だけは違う





光くんが、見てくれるかもしれないから





私を見つけた時に、綺麗になったなって思ってほしいから





精一杯のだいすきを伝えたいから






家に綺麗に飾っていた光くんのグッズを大量にカバンに付けてみたり




タオルやイヤリング、服も全て光くんカラーにしたり






もちろん、服には光くんの名札とボタンも縫い付けてきた






こんな服は初めてだったから恥ずかしい






＿＿ 光くん、見てくれるといいな









グッズも買い終え、友達と入場する







自分の座席をよく調べてはいなかったけれど







表示されている位置を見ると






なんと、ステージの目の前だった






ここなら、、絶対に見える






嬉しさと同時に緊張が走る













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LIVEは信じられないほど盛り上がり






最初のMCの時間に







光「たっだいま〜！！！！！！！！！！！」



会場『おかえり〜！！！！』




浦『日高の地元ということで、恒例の、初恋の話を聞きましょう』




日「なんでだよ！！（笑）」






今、1ｍ先に、光くんがいる





メンバーのほうを向いているけれど






ここで呼べば、きっと振り向いてくれる






勇気をだして、叫んだ






" 光くん！！！！！！！！！！"





叫び声が聞こえたようで、かわいらしくこちらを振り向こうとするから





バッジになっている名札をはずして、光くんが見えるようにした






「なんだい？」






振り向いた光くんと










目が合った