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オナニーのススメ

第11章 出会いのススメ

帰宅してノリノリでイタベルしようと思ったんだけどさ。

良く良く考えたら、俺は彩ちゃんと会話した事も無いし。

何を打てば良いんだ?ww

って、なったwww


とりあえず下ネタぶっちぎりの何かを送信したけれど。

当然、リアクションも何も無しww

つまんねwww

って事で俺は撤収したんだ。


そして数日後に修学旅行の打ち合わせの為の学年集会ってのがあって。

加藤が親の携帯ってのを持って来てたんだ。

それから彩ちゃんにベルを発信!

とかな、遊びをやってたんだwww

※彩ちゃんは話も聞かないでこの時は寝てたww


「オイ ネルナ」

彩ちゃんはベルに気付いたのか取り出してメッセージを確認。

そして、周囲を見渡してた。

「キョロキョロ スルナ」

と、追撃www


その後も暫く追撃してたんだけど、彩ちゃんはポケベルの電源を切ったのか反応も無くなった。

で、つまんなくなったから抜け出してタバコを吸いに行って。

そのまま帰った。



その後、彩ちゃんはイタベルの犯人探しをしてたんだ。

彩ちゃん「学年集会を欠席してた中に犯人が居る」

彩ちゃん「狂蝶君とかは途中で抜け出してたけど、その前からイタベル来てたし違うかぁ・・・」

どうやら携帯からって発想が無いらしくて捜査は難航中の様子。


でも、そんな話を俺らが知ってるって事は。

てめーが信頼して話してる奴らの中に、俺らの情報源が居るんだよwww

まぁ、良し?ww


彩ちゃんのベル番は仲間内に限らずに、幅広く広まる事になって。

「俺は昨日4時までベルやってたよ!」

「俺は早起きしたから6時からやってた!」

「徹夜して朝までやってたぜww」

こんな会話があちこちでされてたし、彩ちゃんのベルは鳴り止むことが無いらしいww

そして、友達からのメッセージも一瞬で流れちゃうから、確認不能にまでなってるとかwww

やがて、彩ちゃんはベル番号を変えましたとさ。

めでたし、めでたし。


と、思ったら回覧板が回って来た。

「ベル番変わりました。読んだ人は1日2回はイタベルする事!」

おいwww

お前ら良い加減にしろよww

とは、思ったけど、彩ちゃんだし、まぁ良いかって思ったwww


こんな時だけ発揮される、みんなの無駄な団結力ってなお話でした!

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