箱………仇
第2章 雨の夜――…
夜――…バイトが終わる時間帯に在庫を見ると――…
案の定…唐揚げ弁当の余りが出ていた――…
「寿子ちゃん、買っていかない?」
弁当屋のおじちゃんが…弁当を4つ袋に入れてくれた――…
「―――4つ…ですか?」
「余ったから…頼むよ…二つぶんの金額でいいから!?ね?」
と、いい…マカロニサラダと煮玉子まで…入れてくれる…
「///いつもすみません…」
弁当屋のおじちゃんもおばちゃんも…私の家の事情はしっている…
高校卒業したら…このまま働かないか…と、まで言ってくれている…