真冬に咲く花
第1章 第一章 出会い
静寂を切り裂いたのは先生の言葉
東山「大野 智くんだ よろしく頼むよ」
智「大野 智です。よろしくお願いします。」
全ての所作が俺達とは違った気がしたんだ。
頭を深々と下げる姿も…
東山「櫻井の隣に座ってくれ」
えーーーーッ…!
ってか 学級委員だから当たり前なんだろうな 先生からしたら。
東山「櫻井 いろいろよろしくな」
翔「はい。わかりました」
何気に成績優秀な俺は学級委員だから
転校生の面倒をみるのは馴れてる
だが…
今までと違うんだ。
会った時の衝撃が半端ない。
智「よろしく…」
翔「こちらこそ…」
これがあいつと初めて交わした言葉だった。