テキストサイズ

*ことの葉のカケラ達*

第1章 *H29年1月*

1月4日(水)

今日、職場でちょっと百人一首に触れる機会があり、下の句を思いだして。

『しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで』

作:平兼盛

意味:恋の気持ちを誰にも知られないうに隠して来ましたが、とうとう顔色に出てしまったようです。恋に悩んでいるのかと人が聞くほどまでに。

百人一首の中で一番好きな句。

隠していたはずなのに、自然に視線が向いてしまう。気持ちを上手く伝えられずにため息が出てしまう。―――そんな切ない恋心の和歌。


いつか―――切ない恋物語を綴る時に、モチーフにしたい和歌です。

忘れないように、この場所にひっそり置いておきます。

『恋ものがたり』もしくは『シークレットガーデン』

そんなタイトルがいいな。

上の和歌だと禁断の恋がいいかもしれません。もしくは秘密の恋とか――…。

どちらにしても。今は、書きかけのものがたり達だけで精一杯なので、ことの葉のかけらのままです。

♣みぃ♣

ストーリーメニュー

TOPTOPへ