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Best name ~ 追憶 ~

第5章 あの人に…お似合いの女の子

『ソウタさんごちそうさまでした』

『お疲れさまでした』



『おぅ、おつかれさん。またな』

『また来週ね~♪』




解散後リョウキと二人になると
自然に手を繋いで歩いて彼の家に向かう

こんな日は、そのまま
リョウキのお家に泊まることも
徐々に増えてきていた







『フフ・・・アイル~♪』




お酒が入って
少し機嫌の良さそうなリョウキ







『・・・カワイイじゃん』











『ぇ・・・』




ドキッとしてしまう・・・









『そのスカート…カワイイじゃん♪』






『・・・』








『・・・~♪?』








『・・・・・・ありがと』







べつに・・・いいんだ



私がやりたくてやってることだから







何も傷付くことでもなければ

彼を責めることでもない










『~♪・・・』


『リョウキ・・・先にお風呂入りなよ』




リョウキは基本的に私を家に帰す…
必ず送って行ってくれるけど


気持ち良く酔っている彼と
そのままゆっくり休みたい

自然とこの日は
彼の家に泊まることにした






『リョウキ~・・・』




ふらつくほど・・・ベロベロになるほど
酔ってるわけでもなければ
お酒が弱い人でもない


気分良く飲んで、楽しんできた…
ソファにもたれるリョウキ





『風邪ひくよ・・・シャワー浴びて
はやく寝ようよ?』









『・・・アイル~♪』










『・・・・・・飲み過ぎだよリョウキ』









上機嫌そうに
私に抱きついてくる…

ちょっとカワイイ
そんなリョウキ・・・











『もう寝るのか・・・?』



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