テキストサイズ

もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第22章 宮本花音39歳(輸入雑貨店オーナー)③

智は立ち上がると
セーターの裾に手を掛ける。

私が遠慮がちに両腕を挙げると
するりと脱がされ
下着だけの姿になった。

「綺麗な身体だね」
「年のわりに……でしょ?」

さっきから恥ずかしくて堪らず
余裕を見せるにも限度がある。

「スベスベしてる」

智は愛しそうに目を細め
下着で隠されていない箇所を
柔らかい手付きで撫でた。

男性が私の身体に触れるなんて
一生無縁だと思っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ