
もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら
第24章 浅井久美34歳(タクシードライバー)③
「久美」
いきなり始まった。
「なんか……くすぐったいよ」
私を「久美」と呼ぶのは女友達と身内くらい。
他人の男性は、ほぼ「浅井」と呼ぶ。
「くすぐったいっていうのは……
こういうことじゃなくて?」
「えッ!?ちょッ……やめてぇッ!!!」
相葉の両手が脇の下に入ると
くすぐられた。
「俺のことも雅紀と呼びたまえ」
「ギャ──ッ!!!やめてぇッ!!!
雅紀ぃッ!!!お願いだからぁッ!!!」
ベッドの上でのたうち回り
シーツのような布団が
落ちたことにも気付かず
じゃれあっていた。
いきなり始まった。
「なんか……くすぐったいよ」
私を「久美」と呼ぶのは女友達と身内くらい。
他人の男性は、ほぼ「浅井」と呼ぶ。
「くすぐったいっていうのは……
こういうことじゃなくて?」
「えッ!?ちょッ……やめてぇッ!!!」
相葉の両手が脇の下に入ると
くすぐられた。
「俺のことも雅紀と呼びたまえ」
「ギャ──ッ!!!やめてぇッ!!!
雅紀ぃッ!!!お願いだからぁッ!!!」
ベッドの上でのたうち回り
シーツのような布団が
落ちたことにも気付かず
じゃれあっていた。
