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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第8章 相葉雅紀の事情①

「次は浅井の番」
「何がよ」
「どうして俺を好きになったか」
「あぁ……それね」

浅井は一点を見つめ運転に集中している。

俺は俺で素敵な答えを待っている。

「マドカの悪ふざけ」
「え?」

どういうことだ?

「マドカが酔っ払って有り得もしないこと
口走っただけ」
「だ……だって……あの時、浅井も俺が
好きって……」

確かに耳にした。

「ノリ」
「へ?」
「ノリよ、ノ・リ。あの場でああでも
言わないとシラケちゃうでしょ」

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