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TIME is MONEY

第6章 scene Ⅵ


吐き出した事で上がってしまった息を整えようと浅く呼吸をする俺を静かに抱き締める雅紀

誘惑してごまかそうとして、返り討ちに合った気分だ

煽った分、余計に甘くされてしまって顔なんて見る事が出来なくなった

だけど早いとこ雅紀をイカせないと、この責め苦がまだ続いてしまいそうで
自分の腰に当たる、まだ猛々しい雅紀自身に手を伸ばす

「…かず?」
「お前も…、イケ、よ…っ」

少し体を前にずらして、雅紀自身を扱いていくと
手の動きに合わせて水面が柔らかく波打ち始めた


「積極的じゃん…」
「うるさい…っ、あ、こら…!っ」

小さく笑ったと思ったらまた胸の先を弄られる

イカされた後で敏感になっているそこは、あっという間に快楽を体に取り込んでしまい、背を仰け反らせた


「まだ満足してないだろ…」
片手を胸から外し、後ろから臀部に回り込む

お湯の力を借りた指が、後孔に触れ
ゆっくりと中に入っていった

「ほら、すぐ飲み込んだ」
「ひぁ…っ」

すぐに根元まで受け入れたソコが、自分の意思に反して待ちわびたように締め付ける

「んん…っ、まさ、…き…!」
「気持ちいい?」

くい、と指を中で曲げられて
逆らうよりも、もっと指が欲しくなってしまった







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