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君を好きにならない

第7章 攻められました

「まーまー
いいじゃないの。
酔って何かあるとか
あたしからしたら
羨ましいわよー。
誰か酔ったあたしを
連れてってくれないかしらぁ〜」


と、ネコのオネェが
俺に色目を使った


アホかお前は。


「あ、そーだわ。
司ちゃんの部屋は
真琴くんが居るから
ダメなんだったわー。
ほんと、残念」


「え?
真琴って人
司さんの家にいるんですか?
一緒に住んでるんですか?」


「オネェ、しゃべり過ぎだぞ」


「ごめんなさぁーーい。
司ちゃんが
久しぶりに来て
テンション上がっちゃってー。
じゃ、ちょっと静かにしてるわね。
ごゆっくりー」


オネェはそう言い残して
テーブルのお客の方へと
姿を消した


「司さん」


「なんだよ」


「ほんとに真琴さんと
住んでるんですか?」


「関係ねーだろ」


「…あ、あります」


「なんでだよ」



「俺…」



「なんだよ」




「司さんに

されたし」





「何を」







「キス」

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