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君を好きにならない

第13章 追跡

翌日
俺はほとんど眠れないまま
出勤し

飯も喉を通らないまま
夜になった


真琴からの
連絡は


ない


暗いマンションに
帰る気もしないが

slowに行くのも
気が乗らない


はぁ…


俺は
今日何度目か分からない
溜息をつきながら
ある場所へと
足を向けていた


分かってる


こんな理由で会うのは…

よくない



そう思いながらも
俺は
マサシの部屋の前で
足を止めた



ピーンポーン

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