君を好きにならない
第16章 脱げよ
お互いの気持ちを
確かめ合ったからか
二人のキスは止まらず
一層濃厚になっていった
真琴をソファに寝かせ
俺が床に座ったまま
真琴の舌を犯すと
もう
変になりそうだ
真琴は
俺に抱きつこうとしたが
床に座ってる俺には
うまく抱きつけなくて
もどかしそうな顔が
たまらない
「嫌な時はすぐに言えよ・・」
キスの合間に
そう伝えると
真琴は
返事もしないまま
もっとしてくれと
俺に唇を寄せた
あぁ・・
このまま
真琴を舐めまわしたい
「ぁ・・ん・・」
喉仏に
舌を這わせると
真琴は
顎をあげてソファを握りしめる
可愛い猫だ
そのまま
パーカーの首元を引っ張り
顔を出した鎖骨を
舐めあげると
真琴は
甘い声をあげた
「あっ・・」
その声を
もっと聞きたくて
何度も舐め続けたが
俺はふと我に返った
確認しねーと・・
「真琴、大丈夫か?」
「・・だめ・・
あっ・・ちがっ・・大丈夫」
気がつけば
真琴は
顔を熱くして
右手を下半身に伸ばしていた
「それ・・やってみるか?」
そう言いながら
フェラのシーンが書かれた
パソコンに目をやると
真琴は
少し戸惑うような顔を見せた
「電気付いてるとか
風呂入ってねーとか
そーゆー女みたいなこと
言うなよな?」
「な、なんで分かるの?」
「お前の顔には
なんでも書いてあるんだ。
あーでもその前に」
そう言いながら
真琴の熱い股間に
俺の右手をのばすと
真琴は腰を引きながら
眉間にしわをよせた
「あっ・・な、なに?」
「お前そもそも
どっちやりたかったんだ?
舐めるのと
舐められるのと」