君を好きにならない
第18章 え?マサシじゃねーの?!
《said 真琴》
向井さんは
僕の胸の中で
泣いてるみたいだった
偶然
僕の友達が
ゲイだった
だけど
その友達も
親にはゲイだってことを
隠してるし
高校を卒業後知り合った人にも
内緒にしているんだ
向井さんも
今まで色んな経験を
してきたに違いない
僕だって
きっと
これこら色んなことが
あるだろう
そう思うと
向井さんを抱きしめる手に
力が入った
「向井さん…
ひとつ、聞いてもいい?」
「…あぁ…」
「僕の
どこが好きなの?」
「どうした?」
向井さんは
顔を上げて涙を拭った
「僕の…小説が好きなんだよね?
だって…
向井さん
僕の小説すごく褒めてくれるし
仕事頑張ると
機嫌がいい」
そう言うと
向井さんは
クスッと笑った
「真琴の小説も好きだし
がむしゃらに仕事するところも
確かに好きだけど
真琴らしいところが好きなんだ
誰でもない
真琴がいい
こうして
抱きしめてくれるのも
俺に
甘えさせてくれるのも
甘えてくれるのも
好きなんだ」
向井さんは
そう言うと
僕の上に覆いかぶさって
優しく…甘く
僕に舌を絡めてくれた
僕も
向井さんが
好きだよ
どうしようもないくらい
好きなんだ
「お前のためなら
なんでもしてやりたい」
「僕だって…
でもまだ、何もしてなんて
あげられないけど(苦笑)」
「居てくれるだけでいい。
だから真琴」
「何?」
「アパート引き払って
俺とココで暮らさないか?」
「来てもいいの?」
「来て欲しいんだ」
「僕も
そうしたかった。
ずっと
そうしたいって
思ってたんだ。
向井さん…
愛してる」
「俺も…」
向井さんは
僕の胸の中で
泣いてるみたいだった
偶然
僕の友達が
ゲイだった
だけど
その友達も
親にはゲイだってことを
隠してるし
高校を卒業後知り合った人にも
内緒にしているんだ
向井さんも
今まで色んな経験を
してきたに違いない
僕だって
きっと
これこら色んなことが
あるだろう
そう思うと
向井さんを抱きしめる手に
力が入った
「向井さん…
ひとつ、聞いてもいい?」
「…あぁ…」
「僕の
どこが好きなの?」
「どうした?」
向井さんは
顔を上げて涙を拭った
「僕の…小説が好きなんだよね?
だって…
向井さん
僕の小説すごく褒めてくれるし
仕事頑張ると
機嫌がいい」
そう言うと
向井さんは
クスッと笑った
「真琴の小説も好きだし
がむしゃらに仕事するところも
確かに好きだけど
真琴らしいところが好きなんだ
誰でもない
真琴がいい
こうして
抱きしめてくれるのも
俺に
甘えさせてくれるのも
甘えてくれるのも
好きなんだ」
向井さんは
そう言うと
僕の上に覆いかぶさって
優しく…甘く
僕に舌を絡めてくれた
僕も
向井さんが
好きだよ
どうしようもないくらい
好きなんだ
「お前のためなら
なんでもしてやりたい」
「僕だって…
でもまだ、何もしてなんて
あげられないけど(苦笑)」
「居てくれるだけでいい。
だから真琴」
「何?」
「アパート引き払って
俺とココで暮らさないか?」
「来てもいいの?」
「来て欲しいんだ」
「僕も
そうしたかった。
ずっと
そうしたいって
思ってたんだ。
向井さん…
愛してる」
「俺も…」