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隣は空席のまま…

第3章 記憶の中の甘いズレ


ホタル――――…



ごめんなさい…




私は、やっぱり――――…




ダメな女だった――――…




寂しさに…



寒さに――――…



負けた…





“不倫は犯罪”




そう、罵ってくれた貴方に――――…



私は、どんな顔で会えばいいか解らない――――…






もう――――――――――――…




あのバーには、行けない……





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