テキストサイズ

隣は空席のまま…

第5章 敗北者に優しくない世界

――――――――――――…


マスターが…




こんな昼間に…客を連れてきた――――…







生てるオーラが感じられない…――――――――…




今にも死にそうな顔をした……






「―――――――あや…め?」





それは――――…




1ヶ月ぶりに見る…




彩芽だった――――――――…






死んでいる――――…



そう――――思った…









俺は――――…



裏の厨房から…カウンターに入ろうとしたが――――…







マスターが…”来ない方がいい“と、言う意味で…



小さく…首を横にふる――――…







俺は…



厨房に――――…戻り…




休憩用の椅子に…座った――――…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ