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※未定

第8章 交換

『そうですか…』


心底ホッとしたような顔をし、祐奈ちゃんの手を握った。


『祐奈、帰るよ』


『やだやだ!ゆーな、まだ碧くんとあそぶ!』


「え、僕?」


自分の名前を言われると思ってなかったのか、びっくりしている碧くん。


『今日はもう遅いから。帰るの。分かった?』


『やぁだぁー!!!』


「祐奈ちゃん。やっぱり、今日はもう遅いから帰ったほうがいいよ。でも、また遊ぼ」


『ふぇ?ほんとに…?』

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