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風俗課に配属されました

第20章 斗真社長を忘れる

理佳さんは常々、斗真社長のことを
『女好きのどうしようもないゲス野郎』と
口にしている。

勝手ながらその斗真社長の素行は
過去の話だと信じている。

大切なのは今。

でも……

たまたま私が事務所に現れ
斗真社長とこうして戯れていることは
偶然の産物。

これが友香さんや咲良さんだったら
今の私と同じ状況になっていたのかな。

「若菜とこうしたいだけ」

どっち付かずの答え。

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