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風俗課に配属されました

第22章 本條斗真の事情④

『○○駅のホーム内で落下物が発見された為
少しの間このままお待ちください』

車内アナウンスに乗車客がざわつく。

「ちょッ……触るなって言わなかったっけ?」
「支えただけだろ」

良かれと思ってしたことでさえ
文句を言われる始末。

「変態。痴漢。ゲス。バカ。インポ」
「インポ以外は俺に該当しないけどな」

てか……まだ動かないのか?

「ハァ……ハァァ……ハーックションッ!」
「寒いのか?」

確かに今日は5月後半とは言えない陽気で
若干肌寒い。

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