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風俗課に配属されました

第30章 森山健太 風俗課を利用する事情~マッサージで♡♡♡~

そろそろ若菜は戻ってくるだろう。

三鷹さんはそれを察するように
俺に背を向け着替えを始めた。

「一人の部屋に帰りたくない……
森山さんに一緒に居てほしい……」

離婚の初日だからだろう。

「しかし俺には……カノジョが……」

こんなことになるなら
風俗課の同伴なんて頼まなきゃよかった。

若菜に告白なんてしなければ……

俺……誰のことが好きなんだ?

少なくとも三鷹さんの
悲しい顔は見たくない。

「取り合えず、この部屋を出ましょうか」

……三鷹さんの自宅に向かった。

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