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風俗課に配属されました

第39章 五十嵐歩の恋愛事情②

「その当事者の私が歩くんと……あんなに
エッチなことしてたなんて知れたら……」
「誰にも言わないよ。千鶴と俺の秘密」

その方が俺も都合がいい。

ここを訪れる女子社員とは
90分間という限られた時間ではあるが
恋人同士のように過ごしたい。

若菜の耳にも入れたくない。

一生片想いのつもりだけど。

「個人的には会ってくれないの?」
「そうしたいのは山々だけど……」

妙子の存在が、そうさせてはくれない。

だから俺は風俗課なんだよね。

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