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風俗課に配属されました

第41章 南瑞樹の秘密事情②

『夫として妻の私を抱くことも出来る。
子供として甘えられることも出来る。
これは瑞樹だけに与えられた特権よ』

凛子の裸体は聖母にも感じられた。

『俺だけの特権』という言葉に
有り難みと優越感を感じた。

『瑞樹が夫であり我が子でもあるなんて
贅沢な話ね。さぁ、いらっしゃい』

両手を広げる凛子の胸に飛び込んだ。

それは辛い日常から開放された瞬間。

凛子は俺の妻であり……

『……ママ』

母親でもある。

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