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風俗課に配属されました

第41章 南瑞樹の秘密事情②

「私を若菜ちゃんに紹介してほしいな」
「俺と若菜の仲を嫁も公認してるからって?」

凛子は純粋に若菜と仲良くしたいらしい。

「ぅん。若菜ちゃんは不倫という行為に
負い目を感じているはず。だから
『そんなことないよ』って言ってあげたい。
私にも恋人が居るって知れば若菜ちゃんも
心置きなく瑞樹と付き合えるんじゃない?」

凛子の言わんとしていることは分かる。

しかし、若菜の心中を考えれば
それが得策なのかどうか疑問であり……

「考えてみるよ」

大前提として……

若菜を泣かせてはならない。

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