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風俗課に配属されました

第66章 南瑞樹の秘密事情⑥

「あの男の影響か?」
「……その話は……部屋でしない?」

凛子はバッグからカードキーを取り出した。

「一週間も子供たちをお義母さんに
預けたままだぞ。これ以上は……」

親としての自覚を問われる。

「お母さんには連絡してある。それに……
今夜は瑞樹と二人きりで過ごしたいの」
「お義母さんが許してくれたならいいけど」

今夜、凛子との食事を終えたら
真っ先に若菜に会いに行こうとしていた。

だが、凛子にそれを伝えるきっかけが
阻まれてしまった。

若菜に連絡しておかなくて安堵した。

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