
☆時計じかけのアンブレラ☆
第14章 虹
side N
―――数日後。
朝、家事が一段落して潤くんは『ニノさん』の録画を見てる。
この回の内容は、街角の一般人と芸人が大喜利をしてどちらが俺を笑わせるか、という企画だった。
「この街角大喜利、面白いよね」
「ね〜。素人さんも侮れないよね。潤くんなら何て答える?『こんな嵐は嫌だ』ってお題」
「うーん…」
潤くんはフリップを取り出して、何か書き始めた。
「てかそのフリップ、どこにあったのよ?」
「じゃん、『こんな嵐は嫌だ!』。リーダーがリーダーっぽい」
「あはははは。確かに……。大野さんはリーダーっぽくないところがいいもんね」
「でしょ?」
2人して笑った。
「あ、かず今日忙しいとこ悪いんだけどさ、夜ドライブ行かね?」
俺が仕事に行く準備をしていると潤くんが言った。
「うん、いいけど?」
―――数日後。
朝、家事が一段落して潤くんは『ニノさん』の録画を見てる。
この回の内容は、街角の一般人と芸人が大喜利をしてどちらが俺を笑わせるか、という企画だった。
「この街角大喜利、面白いよね」
「ね〜。素人さんも侮れないよね。潤くんなら何て答える?『こんな嵐は嫌だ』ってお題」
「うーん…」
潤くんはフリップを取り出して、何か書き始めた。
「てかそのフリップ、どこにあったのよ?」
「じゃん、『こんな嵐は嫌だ!』。リーダーがリーダーっぽい」
「あはははは。確かに……。大野さんはリーダーっぽくないところがいいもんね」
「でしょ?」
2人して笑った。
「あ、かず今日忙しいとこ悪いんだけどさ、夜ドライブ行かね?」
俺が仕事に行く準備をしていると潤くんが言った。
「うん、いいけど?」
