
☆時計じかけのアンブレラ☆
第17章 同じ空の下で
side N
桜の花も満開を過ぎ、吹く風も暖かく感じるようになった頃―――。
「かず、行こう」
「うん」
キラキラと光り輝く、みんなが待つ舞台へ。
潤くんから差し伸べられた手を取って歩き出す。
潤くん。
知ってる?
俺が潤くんの誕生日に贈った時計。
それには、あなたとこれから先ずっと同じときを過ごしていきたいって意味があるんだよ?
潤くんが楽しいときは一緒に笑うから。
辛いときはその手をとって支えるから。
これから先、もっとおじさんになっても、おじいちゃんになっても
ずっと、一緒にいようね。
<おしまい>
桜の花も満開を過ぎ、吹く風も暖かく感じるようになった頃―――。
「かず、行こう」
「うん」
キラキラと光り輝く、みんなが待つ舞台へ。
潤くんから差し伸べられた手を取って歩き出す。
潤くん。
知ってる?
俺が潤くんの誕生日に贈った時計。
それには、あなたとこれから先ずっと同じときを過ごしていきたいって意味があるんだよ?
潤くんが楽しいときは一緒に笑うから。
辛いときはその手をとって支えるから。
これから先、もっとおじさんになっても、おじいちゃんになっても
ずっと、一緒にいようね。
<おしまい>
