テキストサイズ

BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第9章 過去と本音



幸「そうですか、手がかりになるような
ものは見つかりませんでしたか」

明「はい…」


次の日
明は幸を訪ねた

残念ながら薬は見つけられなかったが
他に方法がないか期待し
訪ねたのだが…


幸「困りましたね、資料でもあれば多少
調べられるんですけど」

明「すいません…」

幸「あの、明さんさえ良ければ体の方、
調べさせてもらえませんか?」

明「かっ、体を!?」

幸「血液検査すれば薬の成分が多少わか
ると思うんで」

明「あ、そういう意味で…」

幸「私、医師免許持ってるんで安心して
ください」

明「…はぃ…っ…」


注射は苦手だった
痛いし怖いし血は出るし

だけど幸の手前、断る事が出来ず
されるがまま…


幸「袖、捲りますね」

明「待って、まだ心の準備が…」

幸「注射、苦手ですか?」

明「…少し…」

幸「ならこれ飲んでください、気持ちが
落ち着きますよ」

明「あ…ありがとうございます…」

幸「…」


渡されたのはハーブティーらしき飲み物
気持ちを落ち着けたくて明は
一気に飲み干した


明「…ふぅ…」


綺麗な水色をした甘い香りのする
ハーブティーらしき
飲み物を…


幸「…(笑)」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ