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母「帰るまで雨、大丈夫かしら」

久志「…」

母「そんな怒った顔してたらせっかくの
イケメンが台無しよ？」

久志「だって俺は、俺は…」

母「明ちゃんの事、心配してくれてるの
ね、ありがとう」

久志「心配っていうか…」

母「先生の事、悪く思わないであげてね
先生のおかげで」

久志「あいつの見方するんですね」

母「見方なんてしてないわよ」

久志「普通だったらクビにしてますよ？
あんな事されたのに…」

母「まあビックリはしたけど当人同士の
問題だし最終的にどうするか決めるのは
明ちゃんだから」

久志「…」


これが母親なのか
明の母が少し特殊なのか
久志は母の偉大さ器の大きさを知った

そしてそんな母をもつ明を羨ましく思い
同時に申し訳ない気持ちになった

偉そうな事を言っていたが
自分も同じだった


久志「…」


自分も同じように明とセックスしていた
無理やりした事も何度もある
いや、毎回かも…


久志「…おばさん」

母「何」

久志「すいませんでした、色々…」

母「急に何、変な久志君」

久志「…」


今はただ謝る事しか出来なかった