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和彦「あの時の事は今でも後悔してます
なんで逃げたんだろうって…」

明「…」

和彦「でもどんなに悔やんでも過去は変
わらない、受け入れるしかない」

母「そうね…」

和彦「あんな事がないように気をつけま
す、だから…」

母「明ちゃんを親に紹介出来る？」

明「母さん！！」


付き合ってまだ一日も経ってないのに
親に紹介なんて気が早すぎる
紹介してくれたら
嬉しいが…


明「すいません、親に紹介とか気が早い
ですよね？」

和彦「出来ます」

明「！？」

和彦「親に紹介出来ない人と付き合って
るつもりはないですから」

明「あ…ありがとう、ございます」

和彦「今度、予定組むんで」

母「仕事は？まさか無職じゃないわよね
大の大人が」

和彦「臨時ですが塾の講師をやってます
近い内、正規雇用されると」

母「じゃあ」

明「いい加減にしろよ！！黙って聞いて
ればさっきから失礼な事ばっか」

母「だってそれは」

明「もういい、和彦さん行こう」

和彦「…」

明「和彦さん？」