BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第23章 恋人なんだから
それはある一言から始まった
明「ねぇ母さん、俺ってやっぱ魅力ない
のかな…」
母「何、先生と何かあったの?」
明「何も…何もないから悩んでるんだよ
何もないから、はぁ…」
母「?」
何もない
無さ過ぎるくらいだった
和彦と付き合い始めてもうすぐ1ヶ月
週末にはデートに出かけたり
ご飯を食べたり
恋人として
少しずつ距離を縮めていた
だけどやっぱり…
和彦「じゃあ、また」
明「また」
ハグもキスも一向にする気配がない
本当に付き合ってる
よね?
明「…はぁぁっ」
やっぱり魅力がないのか…
明「はぁぁ…」
母「明ちゃん、ため息ばっかついてちゃ
ダメよ」
明「だって…」
母「お母さんに任せときなさい、先生が
ドキドキ、ムラムラする魅力的な女性に
してあげるから」
明「えっ、でもどうやって?」
母「それは着いてからのお楽しみ、さっ
行きましょう」
明「あ、うんっ…」