無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

明「やった、間に合った…」


慣れない裁縫
間に合うか不安だったが
どうにか予定までに間に合わせる事が
出来た


明「あとは本番を待つだけだ」


和彦は仕事が忙しく
残念な事にあれ以来会っていない

電話やメールは毎日しているが会うのは
文化祭当日までお預け
あと少し


あと少しの辛抱だ


母「ところで明ちゃんのクラス、何やる
の？」

明「お化け屋敷」

母「お化け屋敷か、じゃあ一緒に入って
きゃーって抱きついちゃえば」

明「無理だって、お化けとか怖くないし
平気だもん」

母「怖いふりするの！！」

明「…」

母「抵抗があるかもしれないけど少しは
女の子らしくか弱くなってみたら」

明「か弱くね…」


か弱く怖がってみる
演技に自信はないがやってみよう
そう思い密かに計画していた明だったが
まさか…


まさかあんな…



和彦「…すいません…本当に…」

明「…」


あんな事になるとは…