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明「遅くなってすいません、売店が結構
混んでて、買うのに」

和彦「…」

明「和彦さん？」

和彦「…帰りましょうか…」

明「えっ？」

和彦「あ、そっか…生徒はまだ帰れませ
んよね…」

明「帰れます、すぐ準備してきますから
校門で待っててください！！」

和彦「…すいません」

明「…」


まだ文化祭の途中
役割があるし本当は帰れないが
さっきの事もあり具合が悪いと嘘をつき
途中退場した


和彦「…」

明「すいません、行きましょうか」

和彦「…はいっ」

明「…」


久しぶりに会ったし
どこか寄り道するかと思ったが
和彦はどこも寄り道せず真っ直ぐ自宅へ
向かった

やっぱり具合が悪いのかと
心配になったが…


和彦「どうぞ」

明「えっ、でも具合悪いんじゃ…」

和彦「平気です、大事な話しがあるんで
上がってください」

明「…わかりました…」

和彦「…」