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幸「私に出来る事があれば全然協力しま
すから」

明「…ありがとうございます…」

幸「頑張ってください」

明「…」


話しを終え化学室を出た明

会話の内容は秘密だが自分と幸の間に
疚しい事は全くない
ないが…


良太郎「もしかして明、あの化学教師と
付き合ってんの？」

明「！？」

良太郎「だとしたら趣味悪いな…」

明「なんだ、良太郎か…」


ドキッとしたが
見られてたのは良太郎だった

他の生徒なら余計な勘ぐりされそうだが
良太郎ならその心配はない
ないはず…


良太郎「教師と生徒、許されない禁断愛
いいんじゃない？」

明「別に付き合ってないし、ただ相談に
のってもらってただけ」

良太郎「相談って久志の事？」

明「…」

良太郎「あいつも大変だからな」

明「…なあ…良太郎…」

良太郎「何」

明「もし自分で決めた事とかしたい事を
反対されたらどうする？」

良太郎「何それ、心理テスト？」

明「いいから」

良太郎「んー、そうだな…」

明「…」