BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第36章 明のモテ期
明「鍵、合い鍵か」
帰り道、渡された合い鍵を見つめながら
上機嫌で家へ向かっていた明
そんな明の前に
突然…
明「…」
女子「あの」
明「ん、えっ、俺?」
女子「二階堂さん、二階堂明さんですよ
ね」
明「そう、ですけど…」
突然現れた女子高生
少し地味目な感じの女の子で
恥ずかしいのか下を向きボソボソと何か
言っていた
女子「…」
明「何か用?」
女子「あ、えっと…私…」
明「用がないなら俺、行くけど…」
女子「好きです!!」
明「…は」
女子「二階堂さんの事ずっと好きでした
私と付き合ってください!!」
明「…えっ」
聞き間違いか?
それとも単なるいたずらか
だけど確かに明の事を好きだと言った
周りに隠れてる人もいない
本当なのかも…
明「本当、本当に?」
女子「私じゃダメ、ですか?」
明「ダメっていうか…本当に好きなの?
俺の事…」
女子「はいっ!!3年前に見かけてから
ずっと、ずっと好きでした!!」
明「3年前…」