BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第37章 トマト農家の娘
久志「…すいません…無意識とはいえ…
これからは気をつけます…」
ゆきめ「うんっ」
久志「…」
言い訳に聞こえるが
昔はいただきますを言っていた
家族で仲良くテーブルを囲んでいた時は
ちゃんと
だけどいつからか一人で食べる事が増え
いつの間にか言わなくなり
それが普通に…
久志「…」
ゆきめ「これっ、フルーツトマトだから
甘くて美味しいわよ、食べる?」
久志「遠慮しとく…」
ゆきめ「そう言うと思った」
久志「…!!」
摘み取った真っ赤なトマト
そのトマトを丸かじりしたゆきめ
赤い汁、果汁が端から漏れ、その果汁を
舌で舐めとった
豪快な食べっぷり
かっこよくどこかセクシーで…
久志「…」
ゆきめ「んっ、何?」
久志「あ、ううん、何でも…」
ゆきめ「変な人(笑)」
久志「…」
自分はやっぱり彼女の事が好きだ
どうしようもないほど
好きだった
久志「…」