BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第37章 トマト農家の娘
久志「ゆきめさん!?」
ゆきめ「ごめん、ちょっといい…」
久志「はいっ!!」
ゆきめ「…」
翌日、久志に会う為
唯一の接点である定食屋を訪れた
案の定、久志は店にいて食事をしていた
自分は久志の彼女ではないし
強く言う気はない
だけど…
久志「どうかしました?」
ゆきめ「私、遠回しに言うの嫌いだから
単刀直入に聞くけど」
久志「はいっ」
ゆきめ「女癖が悪いって本当?」
久志「それは…」
ゆきめ「本当なんだ…」
久志「…」
確かめる前から、だろうなと思っていた
過去の事だし自分には関係ない
そう思うのだが…
ゆきめ「…」
久志「…俺…ダメなんです…」
ゆきめ「ダメ?」
久志「恋愛出来ないんです、でも普通に
性欲はあるから自分に近づいて来る女を
利用しては捨ててる時期があって…」
ゆきめ「…」
久志「最低ですよね、俺…」
ゆきめ「…」
久志「…軽蔑…しますよね…」
ゆきめ「理由は?」
久志「えっ」
ゆきめ「自分でもわかってるんでしょう
どうして恋愛出来ないのか」
久志「…」